その15:不倫で無駄にした3年

その15、不倫で無駄にした3年

消費された3年

 

25歳・26歳・27歳。

 

 

テレビを見ていて、この年頃の芸能人を見るとうらやましくてたまらなくなります。

 

 

20代前半って、恋愛も仕事もがむしゃらにやるじゃないですか。

 

 

そのがむしゃらの成果が頑張ったなりに実り出すのが、20代後半あたりからなんですよね。

 

 

そんな20代の貴重な3年間を、私はF医師との不倫で食いつぶしてしまいました。

 

 

私とF医師は激務の合間をぬって、相変わらず月に3、4回は都内のタワーホテルでデートをしました。

 

 

満たされていたといえば、満たされていたけれど・・・

 

 

F医師との日常は、ただそこにあるだけで、その先のどこにもつながることはありませんでした。

 

 

例えるならば、

 

 

たった2人しか客のいない小さな遊園地でずっと遊んでいるような感じ。

 

 

そこにあるのはただ、

 

 

閉鎖された幸せ。

 

 

永遠の、消費・・・。

 

 

建設的なことは何ひとつとして無く、そのせいでときどき、泣きそうなくらいに空しくなることがありました。

 

 

あ、ちなみに

 

 

この不倫話には、巷でよく耳にするような修羅場は出てきません。

 

 

もしも、それを期待して読んでくれていた方がいたとしたら、本当にごめんなさい。m(_ _)m

 

 

修羅場は無かったけれど、あの占い師の「当たり」はまだまだ続きます。

 

 

これからお話しするある出来事によって、私とF医師の、この平和でダラダラとした不倫関係はぶち壊されることになります。

 

 

あ、でも先に断っておきますが、私は、このぶち壊した張本人のことを、決して恨んではいません!!

 

 

いえ、むしろ心から感謝しているんです。

 

 

この人物のおかげで、私はやっと、自分が今やっていることの愚かさに気がついたんです。

 

 

その人物とはずばり・・・!

 

 

以前に別れた元彼クンでした。

 

 

こちらに続きます!
>>その16、元彼クンからの挑戦状