14 ついに不倫が夫にバレた日

14 ついに不倫が夫にバレた

furin_bareta

 

3月14日の土曜日、奇しくもこの日はホワイトデー。

 

 

まさに、リョウくんとの待ち合わせ場所に向かおうとしていたとき、夫から「おい。待って。」と呼び止められて、、、一気に冷や汗がとまらなくなりました。

 

 

わたし:「え・・・なに?友達と待ち合わせしてるんだけど。」

 

 

旦那:「は?友達?・・・オマエなぁ。もうそんな薄っぺらいウソじゃぜんぜん隠しきれてないからな?」

 

 

旦那:「で、きょうはいったい誰と会うの?」

 

 

わたしは頭の中が真っ白になってしまって、、、旦那にどう答えていいのか分からず黙っていると、

 

 

旦那:「先週の土曜日の昼間な。そこのファミレスの前でオマエが男の車に乗りこむのを見たって人がいるんだけど。この男は誰?」

 

 

わたし:「・・・高校の同級生だよ。友達の結婚式でひさびさに再会して、それからたまに遊びに行ってる。」

 

 

旦那:「いや、『たまに』って頻度じゃないだろ。毎週子供置いて、どこに行くかも言わずに出かけて、朝帰りして・・・・・。母親としてオカシイってぜったい。

 

 

っていうか誰かに見られてたー(´-﹏-`;)

 

 

というのがかなりショックでまた頭の中が真っ白になってしまった。(いや、もちろん自業自得なんですけども。)

 

 

しかし「こういうときは沈黙が一番ダメ!」と、とっさに思った私はとりあえずなにか言い返さなきゃと思い、普段から旦那に対して言えずにずーっとたまっていた不満をとうとう爆発させてしまいました!!

 

 

私:「『どこに行くか』いちいち説明しないと私は出かけちゃいけないわけ?あなたはさ、飲み会いくときにいちいち『どこに』いくかなんて言わないのに??」

 

 

私:「それからさ、『子供置いて』っていうけど、あなただって休日に子供置いて昔の仲間と飲みに行くことあるじゃん。あれは良いのに、わたしはダメなわけ?」

 

 

 

 

そこからは軽く痴話ゲンカ。(/□ \*)

 

 

私:「休日だってぜんぜん家事の分担してくれないし!」

 

 

旦那:「いやだってさ、生活費はオレがかせいで払ってるんだからさ!オマエは家事子育てして当然だろ??」

 

 

私「家事子育てが当然??やっぱりそう思ってたんだ。最低。」

 

 

旦那:「あのな。俺だって仕事しても誰からもありがたがられないよ。でもな。給料もらえてるからオレは会社に文句なんかない。・・・いやまぁ不満がないわけじゃないけど、その腹いせに会社に何かしようとは思わない。」

 

 

旦那:「で?オマエは俺に復讐するために、不倫してたってことなのか?」

 

 

とはじめて旦那の口から「不倫」という言葉が出てきて、、、私はもう何も言えなくなりました。

 

 

これを読んで頂いている皆さまから「アホか?」と言われそうですけど、、、

 

 

自分がしていたことが「不倫」だったということに、私はこの時はじめて気がついたのです。(>_<;)

 

 

これまでずっとずーっと、夫や子育てや家のことでガマンを重ねながらも、「ここにしか自分の居場所は無いから・・・」と耐えてがんばってきて。

 

 

・・・そんな中、ふとリョウくんに出会ったことでブワァーッと過去の青春がよみがえった✧*。

 

 

そして、夢中でリョウくんを追いかけているうちに、「やっと私の居場所が見つかった!!!」と思ったのです(T^T)

 

 

たしかに、わたしがやってきたことは不倫に間違いはないのですが。

 

 

決して「不倫したい」と思っていたわけでも、「夫に復讐してやりたい」と思っていたわけでもないのです。誰にも信じてはもらえないかもしれないけれど。

 

 

ということが、ようやくこの時自分でも分かって。

 

 

正直に夫に言いました。

 

 

わたし:「復讐なんかじゃないよ。ただ・・・強いて言うなら、、、だれかにやさしくされたかっただけ。」

 

 

や・さ・し・く・さ・れ・た・い??オマエもういくつだよ?

 

 

いいトシしてさぁ・・・やさしくされたいなんて、ただの「あまえ」だろう??

 

 

夫から返ってきた正論に、頭がボンヤリと思考停止なりかけたところで・・・・・・

 

 

リョウくんから電話がかかってきました。

 

 

>>15 ダブル不倫相手と旦那が修羅場!すべてお話しますにつづく。